Selamat siang!(こんにちは)
いちごおじさん.comを運営しているたくい(@TakuiZombie)
です。
今回はプロフィールには書いていないことを打ち明けようと思います。
タイトルからもお分りの通り、非農家さんからしたら挑戦的なタイトルになってしまうかもしれません。
僕は元々はメロン農家を継ごうとおもってました。
インドネシアで退職するにあたり親に継ぎたい旨も伝えました。
しかし、親からは微妙な反応…
あれそんな反応?!
と、拍子抜けしてしまいました笑
僕のイメージでは長男ということもあり、
喜んでもらえるだろうとおもっていたのですが、
まさかのその真逆の反応。
お前は外(会社)で働いてきたんだから安定的なサラリーマンをやってろ。
今出来上がってるペースを乱さないで欲しい。
と。
如何にもウチの親らしい答えでした。
自分達が辛いと思ったものは子供にはさせない。
それが僕の親のポリシーでした。
ここで僕が
それでもいい!
継ぐったら継ぐんだ!
ってゴリ押しすれば良かったのですが、
冷静に考えた結果辞めました。
いちごをインドネシアでやることに決めたのですが、
メロン農家を継ぐことを辞めた理由3つを打ち明けます。
目次
メロン農家を継がない理由その1:両親とは親と子の関係で居たいと思ったから
最近の潮流なのでしょうか。
昔の農家は合理的でない。
経営の概念が弱い。
これが引き金となり、
旧態依然とした親の農家体制に不満を持ち経営をしたがる後継が多いと思います。
勿論食べていかなければいけないので、稼ぎは必要です。
しかしそこを履き違えて、生産管理を蔑ろにして社長業をしたがる
そんな傾向が強い気がする。
僕も必ず後々なってしまう。
家族経営は所詮家族の延長線上の経営母体です。
そこからは抜け出せない。
そんな中で従業員や社長と隔てるのってなんか違うなと感じるようになりました。
またある日父親と話してた時に言われた一言が
僕にとっては印象的で、継ぐことを辞めた決定打となりました。
それは、
「お前、口調が攻撃的過ぎる…」
悲しそうな表情と共に発せられたその一言で、
親を悲しませるような後継ならやらない方がマシだ。
親孝行する理由でもあった実家を継ぐという目的は諦めました。
仲良しな親との未来を僕は取りました。
メロン農家を継がない理由その2:親がまだまだ元気だから

幸いなことにまだまだ元気な両親です。
2人で3反をこなしています。
そこに僕が入れば、
・規模の拡大
・経営の合理化
・作物の見直し
・従業員の確保
と必ず僕主体に進めようとしてしまう。
今まで築いてきた親のペースを乱してしまう。
そのペースがあったから今年はメロンの生産量日本一の地域で市長賞を取れたんだろうな。
と考えると僕は身を引こうと思いました。
あとは、口下手な親父なので僕が入ったとしても説明するよりも
自分達で何でもしてしまうだろうなって感じたのと、
僕の性格上自分で体系的に経験しないと上達しないってのを知ってるので
うまくいかないことも考慮しての判断でした。
メロン農家を継がない理由その3:親に甘えてしまう

人間の性だと思いますが、人は必ず自分に甘くなります。
楽をしたがります。
僕は性格上今のままでは絶対に作物の管理面を親に甘えてしまって、
ハウスの温度管理だとかを蔑ろにしてしまうと思いました。
そうしないためにも実家以外で自分で責任持って作物を育て上げることが今は必要だと思いました。
さいごに
僕は親が元気無くなってきたら実家に戻ろうとぼんやり将来を考えてます。
なぜなら、
・体が動けないなら後継に知識を与えざるを得ないから
・一度自分で責任持って作物を育てた経験から親に甘えることもない
からです。
親からの技術伝承は架け替えないのない宝だと思ってます。
メロンは必ずやりたい。
そのためにも今は目の前のことに立ち向かっていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
んでね。
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