こんにちは。
久しぶりにブログを更新しました。
いちごおじさん.comを運営しているたくいです。
最近は夏いちごを担当するようになり、忙しいというよりも夏いちごに神経を使っていたので中々更新できませんでした。
まだまだ夏いちごは勉強中ですが…
というより終わりがない笑
さて、今回はタイトルの通り
「留学してよかったこと」です。
僕はプロフィールにもあるように
インドネシアに2015年に1年間インドネシアはジョグジャカルタという古都でインドネシア語留学をしておりました。
その1年間で感じ取った留学してよかったことを記事にしてみます。
ではいってみっぺー!
自分の弱さをしれたこと
まず初めの留学してよかったことは自分の弱さを知れたこと。
具体的に言うと、人をバカにしてなんとか弱い自分を確立していたことです。
なぜこれを知れたかというと、実はエピソードがあるのですが…
クラスメイトのタイ人(男性)がある日一緒に日本から来て勉強していた日本人の女の子に僕のことをボソッと
「日本の男の子は他の人に負けるのが嫌なんでしょ?」
と言ってきたそうです。
なんで?
と聞くと、
「僕が(タイ人男性)教科書を読んでて単語を上手く発音できない時、たくいはクスって笑うんだよ。」
と。
僕はそれをその日本人の女の子から又聞きした時、ショックを受けました。
図星でした。
僕はこれまでの人生で自分にはなんの取り柄も無く生きてきた。
なんとか自分の存在を自分で確立させるために人の粗探しをして自分の勝っているところを見つけてはそれに安心してバカにしてきたんだと気付かされました。
僕はその一件があってから、人が間違えてもバカにせず見下さないようにしようと意識するようになりました。
外国人が日本語を話していて意味がわからない単語を使っていても笑わずに何が言いたいのか真剣に向き合い、心を通わせてコミュニケーションをとる。
とても重要なことです。
インドネシア語が上手くなった
これは間違いなく留学したら誰でも享受出来る特権ですね。
留学しなくても上手くなれるじゃん。
とか言う人もいらっしゃいますね笑
英語ならそれは間違ってません。
が、インドネシア語のようなマイナーな言語は現地に行った方が間違いなく早く覚えます。
日本の街中でインドネシア人に会う確率なんて少ないでしょう?!笑
現地で触れる空気感や語彙は上達を加速させます。
日本のこと、社会のことを勉強しようと思えた
これも留学経験のある方なら身に染みて感じることだと思います。
留学初期は片言の現地語でふざけてればなんとなーく現地の人と触れ合えて楽しく仲良くなれてる「気」がしてきますが、それも最初だけ。
段々と日本人ブランドも消えてきて、対人間同士の会話のフェーズに移っていきます。
その中で
「日本ならどうなの?」
「日本人としての意見は?」
と質問がぶつけられます。
もう日本代表しての答えですよね笑
こんな時にあぁ俺ってまだまだ日本のこと知らないなと実感します。
結局言葉はツールでしかないんだな。
もっと社会のことを勉強しなきゃなと僕自身何度も思い知らされました。
人の話をよく聞くようになれた
外国語ですから母国語の日本語よりも必ず耳を澄まして人の話を聞こうと注意してリスニングするようになりました。
ここで鍛えられたのかも知れません。
日本語で話すときも今までは気にしたことのなかったその人が言いたいこと、その言葉の後ろにある意味などを意識して聞くようにもなってきました。
忖度と言うやつですかね笑
これは思わぬ収穫でした。
いい意味でプライドを壊された
現地語を話していると自分が言いたいことを辞書からの直接の引用をしてしまい、実は全く別の単語の意味として受け取られて爆笑される
とか
発音がおかしくて爆笑されいじられる
なんてのは必ずあると思います。
僕は留学初期はそれに対して腹を立ててあからさまに不機嫌になっていました。
ですが、元JKT48のはるごんこと仲川遥香さんが番組Another skyの中でこんなことを言っていたのを聞いたのがきっかけでした。
「私のインドネシア語の発音はおかしい部分があるけどそれを笑って楽しんでくれる人がいる」
彼女は自分の弱点を逆手に取って、それを一つの自分の良さにしていました。
素直にそんなんでもいいんだ、カッコいいなと思いましたねー。
要は考え方で全く変わるんだってことを知り、僕にとっては物凄く価値ある体験でした。
まとめ
以上になりますが、僕にとって留学は人生の分岐点でした。
世界が広がりました。
自分に自信が持てました。
勘違いをさせるってわけではないですが、留学していただけで周りの反応は帰国後変わります。
それに中身が伴えばより人間としての強みとなります。
また弱みを知ることは「強み」に変えられる要素にも成り得ます。
皆さんの背中を少しでも押せたらと思い記事にしてみました。
んでね。
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